職人たちが震え上がる禁断ワード集~
建設現場には様々な言葉があります。
「ご安全に」
「よろしくお願いします」
「お疲れ様です」
こういった言葉は聞いていて安心します。
しかし、その一方で聞いた瞬間に嫌な予感しかしない言葉も存在します。
今回は土井建装が長年の現場経験をもとに、
『現場で聞いたら危険な言葉ランキング』
を発表します。
なお、このランキングは完全に独断と偏見と実体験で構成されています。
全国の職人さんなら一度は共感していただけるはずです。
第10位
「ちょっとだけ手伝って」
危険度 ★★☆☆☆
現場監督や職長から発せられる言葉です。
しかし建設業界における「ちょっと」は信用してはいけません。
実際には、
・荷揚げ1時間 ・搬出2時間 ・掃除30分
合計3時間半になることがあります。
第9位
「簡単な作業だから」
危険度 ★★☆☆☆
この言葉の後に本当に簡単だった試しがありません。
簡単なら自分でやっているはずです。
職人たちはそれを知っています。
第8位
「予定より早く終わりそうです」
危険度 ★★★☆☆
言った本人は悪くありません。
しかしこの言葉が出た瞬間から何かが起こります。
材料が来ない。
雨が降る。
図面が変わる。
監督が増える。
不思議なくらい予定通りには進みません。
第7位
「今日だけ残業お願い」
危険度 ★★★☆☆
職人なら誰もが聞いたことのある言葉です。
問題は“今日だけ”です。
翌日。
「今日もお願い。」
翌週。
「今週だけお願い。」
気付けば1ヶ月経過しています。
第6位
「写真撮った?」
危険度 ★★★★☆
作業完了後に聞くと危険です。
全員が固まります。
撮ったと思った。
誰かが撮ったと思った。
たぶん撮ったと思った。
結果。
誰も撮っていません。
第5位
「監督呼んでるよ」
危険度 ★★★★☆
何も悪いことをしていなくても緊張します。
人間は不思議なもので、
呼ばれただけなのに勝手に不安になります。
まるで学校で先生に呼ばれる感覚です。
第4位
「聞いてないです」
危険度 ★★★★☆
現場あるあるです。
朝礼で説明した。
LINEでも送った。
紙でも渡した。
それでも発生します。
もはや現象です。
第3位
「これ今日中です」
危険度 ★★★★★
しかも夕方15時以降に発動します。
資材未搬入。
人員不足。
雨予報。
そんな状況でも現れます。
職人のHPを一気に削る強力な魔法です。
第2位
「あと30分で終わります」
危険度 ★★★★★
現場最大の都市伝説。
30分後。
終わらない。
1時間後。
終わらない。
2時間後。
終わらない。
なぜか再び、
「あと30分です。」
時間の概念を破壊する言葉として知られています。
第1位
「すみません、傷入りました」
危険度 ★★★★★★★★★★★
優勝です。
圧倒的です。
満場一致です。
現場経験者なら説明不要でしょう。
聞いた瞬間、
心拍数上昇。
冷や汗発生。
全員集合。
原因究明。
養生確認。
写真撮影。
報告書作成。
現場の空気が一瞬で変わります。
建設業界最強のパワーワードと言えるでしょう。
番外編
「明日休みだから」
危険度 不明
なぜか翌日に仕事が入ります。
「すぐ終わるよ」
危険度 不明
終わりません。
「問題ないと思う」
危険度 MAX
だいたい問題あります。
まとめ
現場には数えきれないほどの言葉があります。
その中には安心する言葉もあれば、聞いた瞬間に胃が痛くなる言葉もあります。
しかし結局のところ、現場を安全に進めるために大切なのは、
「確認すること」 「報告すること」 「思い込みで進めないこと」
です。
土井建装も日々、多能工・養生・クリーニングを通じて様々な現場に携わっていますが、一番怖いのは作業そのものではなく、
『たぶん大丈夫』
という言葉かもしれません。
今日も全国の現場で、
「あと30分」
と言っている誰かがいるでしょう。
そしてその30分は、おそらく30分ではありません。